正義の視点から考える 〜京都市バス「二重価格」〜
京都校
🌟G5の授業より🌟
5年生は、現在「正義とは何か?」という問いについて考えています。
学習のきっかけとなったのは、「やなせたかし」の伝記です。やなせたかしの生き方や作品につい て読み進める中で、やなせたかしが「正義」についてどのように考えていたのかに着目しました。
そ こで、「やなせたかしは『正義』をどのように捉えていたのだろう?」「では、これまでの人々は『正義』をどのように捉えてきたのだろう?」という問いを立て、学習を始めました。
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授業では、ソクラテス、アリストテレス、カント、ベンサム、ロールズなど、さまざまな思想家が 考えた「正義」について、資料を読みながら考えを整理しました。同じ「正義」という言葉でも、人 によってその捉え方や大切にしていることが異なることに気付きました。

現在は、「私が正義について語るなら」というタイトルで、それぞれが考える「正義」についてプ レゼンテーションを作成しています。
プレゼンテーションでは、実際に社会で議論を巻き起こしてい る事象を取り上げ、「正義」という視点からその問題について考え、自分の考えを伝えます。

例えば、京都市バスにおける「二重価格」の制度を取り上げています。
まずは京都新聞の記事をも とに、制度の概要や背景などの基本的な情報を読み取ります。その上で、「市民と市外の人で料金を 分けることは公平なのか」「同じ料金にすることが公平なのか」など、さまざまな立場から議論を行 います。
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こうした学習を通して、子どもたちには「正義には一つの答えがある」と考えるのではなく、異な る立場や価値観から物事を捉え、自分なりの「正義」について考えてほしいと思います。
そして、社 会で起きている問題について、自分の考えを根拠をもって語る力につなげていきます。